白昼社とその周辺

白昼社と泉由良のお知らせブログです。

5月大型連休にあったこと。

 過去形です。

kindle無料セールをしました

 「kindleは時価です」というワードを使っています。5月の世間的な連休には、Amazon.co.jpでの電子書籍販売を、無料化するセールをしました。下記リンクは通常のお値段に戻っていますが、基本設定として紙書籍版の6割を電子書籍の価格に設定していますので、電子書籍の方がお好きな方はどうぞこちらより。

 

日曜は父親と遊園地に行こう (白昼社)

日曜は父親と遊園地に行こう (白昼社)

子供の晩年 (白昼社)

子供の晩年 (白昼社)

 詩集はAmazonのランキングのトップをよく争うので、ただの編集としては、良いなあ〜と暢気に思って見ていますが、ごく有名な現代詩を裏切る最強詩集ですので、取り敢えず読んで殴られてください。

 

Lost girls calling. (白昼社)

Lost girls calling. (白昼社)

さよなら楓ちゃん (白昼社)

さよなら楓ちゃん (白昼社)

 泉由良の「短篇+画(写真)+詩」で現行出ているものは、短めなので定価はワンコイン100円です。短篇は少女に関する小説集を作ったときに収録して、詩は今はこの本でのみの公開になります。もっと本領みたいな小説の方を電子書籍化することを急ぎなさいと云われるので……頑張ります……

(少女じゃない系の泉由良の紙書籍)
 

zakuro,その断片

zakuro,その断片

soyogui, その関連

soyogui, その関連

すな子へ

すな子へ

 

キャンディと王様第0章 (白昼社)

キャンディと王様第0章 (白昼社)

キャンディと王様第1章 (白昼社)

キャンディと王様第1章 (白昼社)

キャンディと王様第2章 (白昼社)

キャンディと王様第2章 (白昼社)

 高校生活3年間長篇を、お待たせしながら全6章(+試し読み低価格第0章)で発行していっています。紙書籍版のクールな表紙と違い、登場する女子高生をイラストにした表紙で。
 
キャンディと王様1〜野球が大好きな女の子〜

キャンディと王様1〜野球が大好きな女の子〜

キャンディと王様2〜罪と罰〜

キャンディと王様2〜罪と罰〜

キャンディと王様3〜あの夏の日〜

キャンディと王様3〜あの夏の日〜

 紙版だと全3冊1000頁ほどに渡るのですが、ライト過ぎず重厚でもなく、「高校時代ぜんぶ、」の物語は楽しさと切なさと悲しみと葛藤と、それらを全て巻き返していく快進撃まで充実なので、電子書籍派の方もどうぞお待ちくださいませ。
 作中に怪しい路上ライヴ人間「にゃんしー」が登場して歌う歌は、イヴェントなどではCDで置いているので、何らかの形で、手渡し出来ない方にもお伝えしたいです。

文学フリマ東京に出店してきました

 東京まで移動して本を売るのがここ数年の5月連休のタスクなので粛々と販売してきました。
 霜月ミツカ氏と鳥久保咲人氏とにゃんしー氏と白昼社、4つブースを連結出来たのが楽しかったです。
 短歌の野村日魚子氏の歌集『第四永久死体』と短歌リボン、珠宮フジ子氏の企画『ぐるぐる回ってバターになる』、牟礼鯨氏主宰個人句誌『点』などをお預かりしたので、例年とは異なったカラーが出ていた感じもありました。にゃんしー氏のブース「デスポリンキー食堂」と「白昼社」の丁度真ん中には、野村日魚子さんがeb名義で伊藤なむあひさんと共著された電子書籍『aneimo』の紙書籍版を置かせていただいたり。色んな方にありがとうございました。(先ずは前宣伝をここに書くべきだったのですが、書けませんでしたので過去のお礼を述べます)

 伊藤なむあひ氏も野村日魚子氏のeb氏名義の小説も掲載されている(他、豪華執筆陣!)『文藝誌オートカクテル2015耽美』の在庫がかなり減りました。重版出来ですね〜

文藝誌オートカクテル2015 耽美 (白昼社文藝誌オートカクテル)

文藝誌オートカクテル2015 耽美 (白昼社文藝誌オートカクテル)

  • 作者: 伊藤なむあひ,にゃんしー,赤木杏,ひのはらみめい(そにっくなーす),山本清風,牟礼鯨,霜月ミツカ,恣意セシル,ちょまっこりーな,馬場めぐみ,水銀,eb,泉由良,なかの真実
  • 出版社/メーカー: 白昼社
  • 発売日: 2015/10/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る

aneimo

aneimo



 駆け足でもなく駆け足で振り返りました! 補足の写真などが追加出来ればまた!


 

ポエトリースラムジャパン2017本戦

 詩のことというより、イヴェントの有り方について。
 詳しくはまた書けたらいいと思いますが、元々そう私と関連することだとは捉えていなかったイヴェントです。物販で白昼社の本(馬野ミキさん:本戦決勝出場選手 の詩集)を扱っては頂いたのですが、白昼社から本を出してる人だから私が肩入れするというのは不自然だし、基本的にスラムには興味が無いのです(性格として他人と勝敗をつける話題には興味が無いんですよ)ただ、ちょうど原稿の清書でMacに向かっていたのでなんとなくtwitterは流していて、話題を探しました。
 twitterハッシュタグもあまり書かれていないし、検索して検索して調べたら、え、YouTubeでストリーミング配信やってるの? それを見てるの最大たった13人?(しかも内数名は知人だと後日知る)とか思いながら結局聴いていました。映像は乱れて見えなかった。休憩時間中の映像は映っていたのに、残念です。

 窘められたり(?)もしたのですが、私はイヴェントはパブリックだしイヴェント発案者も公式webもパブリックだから、私の反応もパブリックにブログにしたためたいかなあと思います。遠慮してるけど、知人と個人的に雑談するときだけ本音を云うなんて変じゃないですか? 例えば挙げるならHTML書ける人が公式webサイトを作った方が良かったのでは、と思うし、それを技術ある知人に頼るのではなく(2016年に使われたうちのサーバの転用を頼まれてはいた、)金銭を掛けて外部発注してでも作るのが誠意だと考えています。そういう感覚が全体的に感じられない。いい人といい人の協力で笑顔の手作りをするよりも、オフィシャル・パブリックなものを造ることを何故心掛けないのか解らない。色んな方面に抵触する発言になりますが、私は「ヴォランティアスタッフのお願い」みたいな考えは信用していない。そういうことをするのは、内輪の体制だと思っているからです。ヴォランティアを務めた人がそれを誇りに思ったりするから更に拗れるのですが、世界を支えるのは友愛だと思っているけれど、通貨の遣り取りが人の心と時間を蝕まないのも優しい現実です。

 YouTubeはJ-popを流していた関係でSONYに申し立てられたようで、削除されていてもう見られないので、これ本当に残念だと思います。当日流すだけのつもりだったのかな。YouTubeで普通に市販の音楽を掛けたら削除されることくらい当然なのに。後日も色んな人がこのYouTubeを観られたらよかったのに。

 など、勿体無いと思ったことなど。
 ごちゃごちゃ書いてるな。

 あと、これは詩だとか詩じゃないとか騒がしくなりましたね(内輪で)
 イヴェントの有り方の話しか考えていないので(強いて云うなら、何故朗読スラムジャパンではなく、ポエトリーと冠してしまうのか、程度?)詩とは何かみたいなことを唱えるつもりはないです。でもこの大会を見て「詩ってなんでもありなんだなあ」みたいな感想をtwitterで読んだときはあまりにもだ、という気分になった。(一応、作家・詩人としてYSWSの審査員を2度務めさせて頂き、講評を述べた身としても)それはどうかと思う。楽しかった我々のポエトリースラムを否定しないでくれというひともいるけど誰かの楽しみや誰かの思い入れの為に、現実や芸術、芸能、アクティング・パフォーマンスが形を作るわけではない──こうも上手く云えないのはこれがブログの文章だからなのかな。それは私の無能だ。ただセンチメントに生きたくないんですよ。

 もし、「あなたのは詩じゃない」って云われたなら、ちゃんと胸を張って「良いもの見せただろ?」と応えれば良いのでは。

 

 

 

 

 古溝真一郎さんの言葉が良かった。

 


 こんなに深く心に入れるつもりは本当に元々は無かった。
 それから、twitterソーシャルメディアとして人と交流するツールだと捉えず、yes も no もただ羅列してゆくベンチのように捉えている2007年twitterユーザ感覚が自分から消えていないことを再認識したりしました。

 以下当日の振り返り。
 
 会場が体育館のようなところで良かったです。ライヴハウスでばかりイヴェントをするのってなんだか不健全だし、不考えだと思うし。

 大事なこと。MCの猫道さん、お疲れさまでした!!! 張った声が良かった!
 
 白昼社関係の馬野さん、関西馴染みの八和詩めぐむちゃん、川原寝太郎さん、ちょくちょくお目にかかっては常に尊敬を覚える岩村空太郎さん、ほか出場者の皆さん、お疲れさまでした。兎に角空太郎さんは、遭遇する度に感動するのですごいなあ。


    

ペンギンパンダ vol.2

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 ブログ告知出来ませんでした……ごめんなさい。
 twitterで流した情報だけで、刷っていただけた方々ありがとうございました。

 告知出来なかったのですが、このペーパーにも載っていたふたりのイラスト、可愛いのです! ふたりは三つ編みで繋がっているのです♪

/ そにっくなーす(ひのはらみめい)「あるペンギンの記録─気分次第で責めないで─
/ 泉由良「殺しつちまつた悲しみに」 

 vol.3 はちゃんとブログ書きます。 vol.3 用には、ペンギンそにっくなーすちゃんから「明石家さんまとピザ」という愉快な原稿を貰っていますのでお楽しみに。3月あたまになるでしょうか。
 

 

 



 あの頃のぼくらを支えてたのはやはりこんなネプリだった! ななさんにゃんしーさん他にも皆様ありがとうございました。あの頃っていつ?


    

PSJ東京大会B

 ポエトリー・スラム・ジャパンというイヴェントの予選、1月28日の東京大会Bで、馬野ミキさんが優勝、全国大会決勝進出が決まりました。

 ポエトリースラムとは何かというと……
 公式はこちらなど……
 twitter.com

 引用すると、

 ポエトリー・スラムとは、自作詩の朗読(ポエトリー・リーディング)の競技会です。
 出場者による3分間の言葉の表現に審査員が点数をつけ、その得点を競う詩の朗読の競技会です。
 80年代アメリカで始まり、欧米圏をはじめとする世界各国に広まっています。

 馬野さんは2月19日の全国大会決勝に勝ち進むことになります。
 会場で物販も出た? のかな、泉は東京に居なかったのできちんと把握していませんが、馬野ミキ処女詩集復刻版『子供の晩年』この機会に是非お手元にどうぞ。云えることは、ただの詩集じゃないぞ、という感じでしょうか。泉はよく「地球のことを考えてしまうひとに、またそうじゃないひとにもお薦めです」と云っています。
 

子供の晩年

子供の晩年

 Amazonからのご購入には気が進まない方は、白昼社宛に遠慮なくご連絡くださいませ。メールフォームと、hakuchusha07@gmail.comどちらでも。東京都の図書館に入っていたりもします。書店の店頭には並んでいませんが、書店で頼んで頂いてもお手元に届くと思います(これは少し時間が掛かるかと)

 電子書籍版はkindleにて。
 

子供の晩年 (白昼社)

子供の晩年 (白昼社)


 白昼社もよくお世話になっている、隙間社さんが電子書籍で読んだ感想を述べてくださっているので引用します。電子書籍と詩集の相性に言及してくださっていて嬉しいです。ありがとうございます。隙間社の方々は伊藤さんはじめどの作家も、良い意味で変に巧く湾曲した詩的表現を感じることが多いので、隙間社さんが述べてくださると嬉しい、という面もありますし、泉としては、タップして電子書籍で詩歌を読むのは疾走感があって良いと思っています。

 

 


 馬野ミキさんと、蛇口さんらのブログ。 
 詩と惑星Web

 私にとって、私が知っている馬野さんというひとはとても優しくて、そしてとても頑張って頑張って日々を送る為に努力している方だと思っているので、楽しい時間、嬉しい瞬間を沢山過ごして欲しいです。ブログの共著をされている蛇口さんも東京大会に出場されていて、とてもとても良い声の朗読音源を聴いたことがあるので、こんなにあたたかく深い声の方は懐もとても深いんだろうなと勝手に想像しています。馬野さんは全身で頑張るのと同時に、頑張るとは全く違う次元の「伝説を作る」ことも可能にしてしまうような感じ。邪念なく打ち込んでいるひとっていうのはみんな好きです。少年よ神話になれ。(少年?)

 tweetしてくださった隙間社さんのブログも紹介を。

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 泉由良が寄稿致しました、珠宮フジ子さん主催の創作文芸アンソロジー「ぐるぐる回ってバターになる」の通信販売が始まりました。先日の文学フリマ京都では完売した模様です。どうぞ、よかったらアクセスくださいませ。フジ子さんの手製本で丁寧に作ってあって、見た目も中身も素敵です。

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 泉は「ヘディ・ラヴァーズ」という叔母と姪の或る午後の様子を描く短篇を書きました。ほか、短歌の山縣映さんや、主催の珠宮フジ子さんの掌編などお薦めです。執筆陣7名、それぞれ「ぐるぐる回ってバターになる」をテーマにした創作を書きました。