白昼社とその周辺

白昼社と泉由良のお知らせブログです。

文学フリマガイドブック編集者になりました。

本日、文学フリマガイドブック編集者に任命して頂きました。
白昼社とは関係ありません。泉由良個人です。

さて、その前に、文学フリマガイドブックをご存知でしょうか?
文学フリマのwebサイトだとこの辺りに。

文学フリマ - 文学フリマガイドブック(移転中)

『文学フリマガイドブック 2015年秋(通算第8号)』
(秋山真琴編集長)のはてなブログがこちらにあります。

bunfreeug.hatenablog.com
ブックマークしたりRSSに入れたりして下さいね。
方針や編集長の考えが整頓された文章で認められています。


さて、編集者になったと云っても、推薦作品が無ければ推薦文が書けません。
この動きにおいて、主役は推薦して下さる方です。
文学フリマで販売された本を楽しみ、
この作品を文学フリマガイドブックに掲載したいと考えて下さる推薦者です。
50冊、掲載すると編集長は考えています。
51冊以上推薦作が集まったら、涙ながらに会議を開いて、
掲載する本としない本を分けなければなりません。
しかし先ずは、推薦をお願いします。




泉は単なる編集者ですが、
スタンスとしては「こんな推薦図書がある文学フリマ」というガイド以上に
「こんな推薦図書みたいな面白い本がいっぱいある文学フリマ」という空気を作りたい、
と応募文には書きました
その方が開かれているからです。
(と、勝手なことを云いましたが、編集長の考えを、推薦者の気持ちを、
 じっと辿って解してゆきたいと思っています)

推薦作応募フォーム

docs.google.com



あとは自分のことなので畳みます。
泉が何故編集者に応募したかというと、
多くの本の良いところを(推薦する部分を)見つける仕事がしたい、と、
先ず思いました。
これは元々は大学に居た頃、卒論計画書を書いているときに、
書籍の解説文をゼミの講師に「これは作者の視点だ、読者の視点じゃない」と云われ、
今でもその言葉にどう取り組めば良いか解らないでいるからです。
ちなみに、卒論は提出せず卒業もしていません。
だから、自分の為にか、と思われるでしょうが、
私は推薦文を書くという仕事がしたい。

それから、曲がりなりにも編集者として、細々と活動している今、
編集者募集、という言葉に反応しました。
反応はしましたが、こういうことを書くのは初めてですが、
健常者でない自分が応募することは迷惑なのでは、と恐れました。
酷く恐れましたし、悩みました。自意識過剰なのか、ただ怖いのか。
が、9月には10人近くの執筆者がいる文藝誌を纏めるのは、私です。
15人ほど関係者が居る白昼社のひとりだけの編集も私です。
ライヴの日に全力でアクトするのは私独りです。
私もね、活動している。私にも出来ることはある。
じゃあこの件だけびくびくと怯えていないで、参加しよう、と、思いました。

コミケ・コミティア・その他(よく知らない)に行かず、
自分は基本的に文学フリマでのみ販売をしていることも
ひとつの理由になるような気もします。

文学フリマガイドブックが、やっと風通しよくなるのではないか、という
感を僭越ながら抱いたことも事実です。

と、つらつら書きましたが、よろしくお願いします。
推薦者さまもよろしくお願いします!