小倉拓也第一詩集『火は綺麗』の電子書籍版を発行しました(していました)。
実際は昨年10月の小倉拓也氏の誕生日に発行していました。blog記事が遅くなってごめんなさい。
前詩学社「第一回詩学最優秀新人賞」受賞詩人でありながら、詩学社倒産により待ち受けられていた第一詩集が発行出来ずにいた小倉拓也(当時のペンネームは「クロラ」)から「詩集を出版してくれないですか」と泉由良が頼まれ、「じゃ、出版社を作るよ」と応えた、白昼社の生まれる発端となった一冊です。その分泉もこの詩集に愛着があります。
- 作者: 小倉拓也
- 出版社/メーカー: 白昼社
- 発売日: 2017/10/21
- メディア: Kindle版
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- 作者: 小倉拓也,白昼社
- 出版社/メーカー: 白昼社
- 発売日: 2010/05/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「才のない優しい者よりも、身を焼くほどに才のある愚か者を求む」
(小倉拓也)
「さいごにはすべてがいとおしくなる」
(泉由良)
現代詩の地平に立ちながらクラシックなしたたかさで編まれた詩集をご堪能ください。
基本価格を360円とし、時折低価格のセールをしています。ご都合の良いタイミングでどうぞ。
目次
- 虫愛づる姫君
- 何を見たかった?
- 春、台所にて
- プライベート・レッスン
- 加速
- 君とギター
- レモン
- 春鬼(1)
- 雪、幸、ユキ
- 冬の夜の寓話
- 拠りどころのない、深い情交
- 春鬼(2)
- 凪
- 挨拶をしない気さくな奴ら
- 楽しみを希う心(The heart asks the pleasure first)
- 第五の季節
- 関係
- 数字
- 何も知らないくせに
- 手ほどき
- 墓地と快楽
- さあ、死へ
- 火は綺麗
- 夜
- 黒い鳥
- Blackbird
「黒い鳥」というポエトリーリーディング用に書かれた詩を、英訳「Blackbird」として巻末に収録しています。
その為、電子書籍版は鳥のアクリル画を描き下ろしました。