2月7日は、にゃんしー著エッセイ集『いつかの水晶山』の発売日です。
山口県防府市で過ごした少年時代をめぐるノスタルジックな文体。防府で撮影してきた写真も収録しています。CDアルバムサイズの四角い本です。是非お手元にどうぞ。
- 作者: にゃんしー,泉由良
- 出版社/メーカー: 白昼社
- 発売日: 2018/02/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「ダメじゃ、死んじょる」Kくんがそういう。
水晶は本来、透明なものだけれど、
この山で見つかる水晶は大抵、白い繊維のようなものが中に走っていて、
あまり綺麗ではない。
そういった水晶のことを、K君は「死んでる」と表現した。Kくんだったかな。もう忘れてしまった。
それはとてもむかしのことなんだ。
目次
- 水晶山
- 空は青くなかった
- ☆
- いつかの水晶山
ぼくはこの詩集で「水晶山:を訪れる。
ノスタルジアだけが、いつかのどこかへいける、唯一の手段だ。
【ε】にゃんしー『いつかの水晶山』https://t.co/p34AOjnKEW #hakuchusha
— 白昼社 (@hakuchusha) February 11, 2018
空は青くなかったあの町での少年時代を綴るノスタルジック・エッセイ集。CDサイズ。