ポエトリー・スラム・ジャパンというイヴェントの予選、1月28日の東京大会Bで、馬野ミキさんが優勝、全国大会決勝進出が決まりました。
ポエトリースラムとは何かというと……
公式はこちらなど……
twitter.com
引用すると、
ポエトリー・スラムとは、自作詩の朗読(ポエトリー・リーディング)の競技会です。
出場者による3分間の言葉の表現に審査員が点数をつけ、その得点を競う詩の朗読の競技会です。
80年代アメリカで始まり、欧米圏をはじめとする世界各国に広まっています。
馬野さんは2月19日の全国大会決勝に勝ち進むことになります。
会場で物販も出た? のかな、泉は東京に居なかったのできちんと把握していませんが、馬野ミキ処女詩集復刻版『子供の晩年』この機会に是非お手元にどうぞ。云えることは、ただの詩集じゃないぞ、という感じでしょうか。泉はよく「地球のことを考えてしまうひとに、またそうじゃないひとにもお薦めです」と云っています。
- 作者: 馬野ミキ
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電子書籍版はkindleにて。
- 作者: 馬野ミキ
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白昼社もよくお世話になっている、隙間社さんが電子書籍で読んだ感想を述べてくださっているので引用します。電子書籍と詩集の相性に言及してくださっていて嬉しいです。ありがとうございます。隙間社の方々は伊藤さんはじめどの作家も、良い意味で変に巧く湾曲した詩的表現を感じることが多いので、隙間社さんが述べてくださると嬉しい、という面もありますし、泉としては、タップして電子書籍で詩歌を読むのは疾走感があって良いと思っています。
馬野ミキ『子供の晩年』(白昼社)読了。実は読む前には懸念がありました。詩はKindleに向かないんじゃないかと。でもすぐに分かりました。そんなことはなかった。安心して言葉の飛躍は気持ちよく、ときに感情の波に身を委ねられる良い詩集でしたhttp://t.co/Z09dRwnXR1
— 隙間社 (@sukima_sha) August 16, 2015
なんだか書き足りなかったから追記。
— 隙間社 (@sukima_sha) August 16, 2015
子供の日記のような文章を読んでいたら突然異物感ゴリゴリの言葉が入ってきてはっとさせられたり、自分の内側を見られてしまったような文章に出会ったりと、スリリングな読書でした。
馬野ミキさんと、蛇口さんらのブログ。
詩と惑星Web
私にとって、私が知っている馬野さんというひとはとても優しくて、そしてとても頑張って頑張って日々を送る為に努力している方だと思っているので、楽しい時間、嬉しい瞬間を沢山過ごして欲しいです。ブログの共著をされている蛇口さんも東京大会に出場されていて、とてもとても良い声の朗読音源を聴いたことがあるので、こんなにあたたかく深い声の方は懐もとても深いんだろうなと勝手に想像しています。馬野さんは全身で頑張るのと同時に、頑張るとは全く違う次元の「伝説を作る」ことも可能にしてしまうような感じ。邪念なく打ち込んでいるひとっていうのはみんな好きです。少年よ神話になれ。(少年?)
tweetしてくださった隙間社さんのブログも紹介を。
Δ
全員だよ
— 白昼社.bot (@Hakuchu_bot) January 27, 2017
全員集合系
死さ
いなくなるんだよお前
わかる?
0だよ
生活とか現実とか関係ないんだよ
まじで。
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こんな感じで続いていくだろう
(せいかつ/子供の晩年 馬野ミキ)