白昼社とその周辺

白昼社と泉由良のお知らせブログです。

文学フリマありがとうございました&お疲れさまでした。

 いつのことよ? 5月1日ですよ。
 兎にも角にも、この画像は報告しなければ。
 あんなに無茶な値段をつけたのに、6000円+私のお小遣いを1000円足して、
 ハクチュウシャ名義で日本赤十字社に振り込みました。
 熊本・大分の震災への義援金です。ありがとうございました。

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 残高の部分だけグレイの色で隠してしまったのは、ただただ残高が少ないからです。恥ずかしがってごめんなさい。

 ……処女作定価600円の本に如何に吹っ掛けたか恐ろしいのですが、今のところAmazonでは3000円なので、嫌になったらAmazonへ……(でも嫌にならないで下さい……)リライトする予定の一冊です。書いてから17年したらリライトしたって良いでしょう。

 その他、『オートカクテル』『子どもの晩年』など、よくお手元に届いて嬉しいです。案外『すな子へ』が奮闘しましたね。残部が少しあります。Amazonと架空ストアさんかな? 自社通販もしますか。Amazonだとお値段が少し高いのです。
 泉由良個人の書籍は、B6版の本が多かったのですが、やっぱり文庫本への愛は強いので、だんだん文庫化へとシフトしてゆきたいと思っています。

 

すな子へ

すな子へ


 売り切れたら今後困る、売れなかったら悲しい、というぎりぎりのラインを良い感じに滑ってくれた1日でした。深くお礼を申し上げます。ありがとうございました。

 店主(私です)は、ブース設営が(「アヴァンギャルド過ぎるやろ」と云われながら)変な感じで、コルクボードの向こう側にいたので、「物理的に売っているひとの見えないブース」と化していました。まともだと思っていましたがそうでもなかったようです。もうちょっとブース設営に力を注げば、売上に繋がるのだろうなあと思います。
 そして店主は(私ですよ)午後、グロッキーの白旗を上げて休憩室で突っ伏していたまま文学フリマ終了時刻になりました。あのひとやあのひとやあのひとにお目にかかれず、あの本やあの本やあの本を買えず、なかなか残念でした。後悔したいのですが、あたまが白旗なのでくらくらしていました。このときに休んでいたお陰で、東京で連続3回失神する迷惑トラジェディを免れました。
 隣のブース「おとそ大学パブリッシング」のにゃんしーさん、隙間社から派遣されてきて、フライヤーを置きながら売り子さんをして下さった伊藤なむあひさん、大変お世話になりました。伊藤なむあひさんのお陰で私の心の和みが上昇極まりなかったです。なむあひさんに、私の昼食のなかでふたつあった、蒟蒻畑ゼリーパウチとポカリスウェットを進呈しましたが、のちほどにゃんしーさんに「なむあひさんには菓子パンと牛乳でしょ!」と叱られました。確かにそうでした。なむあひさん……本当にありがとうございました。………あの、また良かったらいらして下さい……………本当に助かりました……。ひとに心を許さない泉由良が、売り子さんとして迎え入れるのに迷いが無かったのは伊藤なむあひ氏だったからです。ありがたかった……。

 →伊藤なむあひさんの本を出版したりしている、隙間社さんのblog

 sukimasha.jugem.jp


 そう云えば今回は1階と2階に分かれていなくて、個人的には嬉しかったです。足の悪い個人的にも楽で良かったです。「足、いつ治るの?」とまた訊かれましたが、治療中です……。いつまで掛かるのか。
 あと、珈琲店が出店されていたようで、どうもブース出店のときはパウチのゼリー飲料以外受け付けないのですが、水出し珈琲だったとあとで知って、のんでみたかったなと思いました。
 そして文学フリマ終了。
 脳内も顔色も真っ白にしながら「お疲れさまでした」と座り込んでいらっしゃる秋山真琴さんに申し上げると、秋山さんは疲労困憊でほわーっとした表情のまま、文フリガイドの売り上げ冊数を教えて下さいました。お買い上げありがとうございました(わたくしは編集委員でした)秋山真琴編集長、今までありがとうございました。泉由良は今回で、文フリガイド編集委員を離れます。これについてはまた今度ご挨拶をしましょう。

 二次会に参加するつもりは無かったので、秋山さんと上住断靭さんに「品川にいるので四次会くらいになったら呼んでくれたら嬉しいです」と意思表明すると、「明日仕事なんですよ……二次会で帰りますよ……」とのこと。切ないなあ! しかし文学フリマは何故打ち上げを二次会と呼ぶのでしょうね、それは一次会では、と混迷します。

 そんな日でした。
 文学フリマ的なコメントとしては、ブックカヴァー、90kgコート紙でもいけますね、なんてニッチな発言しか出来ません。あと、木製のお皿立て(DAISO)が何かと役立つ良いアイテムでした。カンバス台よりも、スマートフォン立てが良いな、とも思いました。こちらはキャンドゥで購入したものです。……出店者向け情報でしかありませんね。
 白昼社の今後の抱負としても、自分の進む道を爆走しながら、ついてくるひとに本を提供してゆきたいです。先ずは見に来て下さい。話はそれからだ。

 取り敢えず、取り急ぎ。