白昼社とその周辺

白昼社と泉由良のお知らせブログです。

純文学を志す5作の推薦を頼まれたので打線を組んでみた。


 純文学系の文学賞を受賞したいひとから、
「読むべき本は沢山あるとは思うけど取り敢えず小説を5作品推薦して!」
 という端的なメールが届いたので一生懸命リプライを書いた結果、頑張ってチョイス出来た気分になったのでメールリプライだけに留めずblog記事にしようと思いました。
 但し、筆者は大層未熟な読者であり、大いなる読書推薦者の文章を読んだ方が絶対に得ではあると思いますし、又、筆者の感覚的好みに偏っています、勿論。私ぜんぜん読書家じゃないんです(涙目。


  • 明治時代作品
 夏目漱石「倫敦塔」(短篇)  
倫敦塔

倫敦塔

 
倫敦塔・幻影(まぼろし)の盾 他5篇 (岩波文庫)

倫敦塔・幻影(まぼろし)の盾 他5篇 (岩波文庫)


 青空文庫*1 「倫敦塔」


  • 大正時代作品
 樋口一葉「にごりえ」(短篇)  
にごりえ

にごりえ

 
にごりえ・たけくらべ (新潮文庫)

にごりえ・たけくらべ (新潮文庫)


 青空文庫 「にごりえ」


  • 昭和〜
 村上春樹「納屋を焼く」(短篇小説)  
螢・納屋を焼く・その他の短編 (新潮文庫)

螢・納屋を焼く・その他の短編 (新潮文庫)


  • 平成〜
 川上弘美「センセイの鞄」(長篇小説)  
センセイの鞄 (文春文庫)

センセイの鞄 (文春文庫)


  • 海外作品
 ミヒャエル・エンデ「鏡のなかの鏡」(連作掌編集)  
鏡のなかの鏡―迷宮 (岩波現代文庫)

鏡のなかの鏡―迷宮 (岩波現代文庫)


 それではまたね!  *2



*1:青空文庫 著作権の切れた文学作品をweb上などで閲覧出来る方法のひとつ。

*2:打線は9人、という指摘を受けました。知らんがな。